お位牌の開眼法要を勤めました

以前から、二胡関係の方からお位牌の開眼の依頼がありまして、
昨日、その作法を天理・善福寺にて勤めさせていただきました。
お位牌に入るお方が亡くなられた時に色々お話は聞いていたので、
今日までその方の弔いをお寺で毎日しておりましたが、
戒名を授け、お位牌に魂を込めるまで、なんとなく落ち着かず、
昨日、やっとほっと一息つけたような気がしました。
依頼者さんが帰ってから連絡くださったのですが、
位牌がなんだか輝いて見えると喜んでくださっておりました。
やっぱりしっかり作法することで、何か違うことが見えくるんだろうと思います。

そして、僧侶として縁ある方のために何かできるというのは嬉しくて、
今はイオンのお坊さんなどありますが、やはり旧知の僧侶が勤めるということに
大きな意義があるように思います。
そう思えないような法要を勤める僧侶も悪いのですが・・・

これからも、大切な方の弔い方を施主さんと考えてゆこうと思いました。